誘惑再び

先ずはU20の対オーストラリア戦。(まず?
試合展開は…やはり見ていて面白くないというのが第一印象。
前回同様ビルドアップはできていないし、ロングボールやくさびのボールを平山にいれても、
そこで完全に狙われあっさりボールをとられる始末。
ワンタッチプレーが少なくボール離れが悪くてリズムを崩すという流れは変わらず。
そんなリズムの所為なのか、それまでファインセーブを連発していた西川のまさかのファンブルから失点。
こりゃやばいということで我らが水野君と、ここまで出場機会の無い前田君投入。
攻撃的布陣で攻めるものの、なかなかゴールに結びつかず。
選手は変わっても平山ばかりにボールを集める展開では得点のにおいが、
…と思っていたらポロっと前田の同点ゴール。
なんとか引き分けに持ち込むのが精一杯でしたが、結果的に予選突破だそうで。
見ている方としては不完全燃焼でしたが、まあA代表と比べるのは酷ですね。
せめて決勝トーナメントでいい修行をしていただきたいものです。


そして次はA代表の対ギリシア戦。
これに勝たないと決勝トーナメントに行くのはかなり難しくなるわけですが、
相手は腐ってもヨーロッパチャンピオン。
また4バックに戻したこともあり相当の苦戦するんではないかと思っていたら…
どうしたギリシアヽ(`Д´)ノ
足は止ってるし、日本に当り負けしてるし、攻撃もロングボールを放り込むくらいしかできてないし、
何より得意のカウンターがほぼ皆無…
まあ、確かに日本がいいサッカーをしているというのも事実。
キレが戻りつつある玉田と柳沢の2トップを中心に、
小笠原、中村、中田という3人のパサーから展開される流れるような攻撃。
すっかり自信をもってしまった加地によるサイド突破からのいやらしいクロスも効果的でした。
守備面でも福西と中田を中心とした高い位置からの守備でギリシアに自由にさせず、
ボールを奪った後はワンタッチパスを中心に速攻。
メキシコ戦では10〜20分ぐらいしかできなかった素晴らしいサッカーが終始できていたように思えます。
まぁ、問題は決定力不足でしたけどね。
玉田も柳沢もシュートに持っていくまでは素晴らしいのに、フィニッシュが…_| ̄|○
しびれをきらしたジーコは切り札大黒投入。
豊富な運動量と的確なポジショニングでゴールを狙い続けた結果、やはり先制点は大黒様( ´ー`)y-〜
次は先発の大黒様をみて見たい人は少なくないのでは?


そして終始日本ペースで1−0のまま試合終了。
確かにフィジカルで負けて危ないシーンがいくつかありましたが、安心してみていられました。
とはいえ、バーレーン戦同様相手に助けられた感がありますが…
まぁ、この試合内容がまぐれかどうかは次のブラジル戦で見極めるとしましょう。
その前にボロ雑巾にならなきゃいいんですけど